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至高の山脈を縦走する 日本アルプス最深部へ
(市川展/瀬尾央)


Cross-country 50 Q&A for the biginners
 (市川展・日口裕二・染中俊雅・井上喜博・竹岡佳信)

俯瞰する旅の記憶 (瀬尾央)
利根川図志/醤油の発祥/橋立・宿根木・北前船/時衰・阿弖流為・瑞賢/北辺の地図/十三湊と丸木舟/郡来と近代化/風景と歴史の見方


日本のKidsも空を飛ぶ
 ・グライダー授業の実現に向けて
   〜たきかわスカイパークの取り組み〜(日口裕二)
 ・「大空へ」〜小山絹滑空場の取り組み〜(TP編集部)



航研機再び
  〜青森県三沢航空科学館に展示される等寸のモデル(瀬尾央)
  ・703とそれ以後のこと (構成:TP編集部)
    前田式703型ソアラー体験記(前田建一・河邊忠夫)
    耳納山系帆走飛行報告(前田建一)
    703について思い出すまま(木村貫一)
    ある滑空機設計家の濃密な戦時の青春(瀬尾央)

Nimbus 4DM (大石直昭)
    Nimbus 2 (鈴木孝仁)
    PW-6U (河村融人)

江別はノスタルジーか 北大・夕張川 (濱口奈津美)

雄物川の青春 秋田大・四ツ小屋 (小谷名保恵)

小山の結婚式 (中西敬夫・上阪崇弘・田近美紀子)

フルニエとロバンの物語 モーターグライダーと曳航機の始原 (瀬尾央)

長野滑空場、舗装滑走路誕生!(TP編集部)

SL機は『空港』を使えるか (万場泰雄)

1,097.4km LS8-18による、ナロマインの最長記録にして、日本新記録 (市川展)

3,008kmの男、Klaus Ohlmannに会ってみた (秋山武彦)

山を歩いた私の山飛び (田近美紀子)

日本中部の気候地名 ソアリング・インスピレーション (瀬尾央)

韓国のK8B 私たちの国際交流 (小野寺美幸)

脱皮する関宿滑空場NPOへ (宮田豊昭)

写真速報・第19回日本滑空選手権大会 (市川展)

Return to Kitty Hawk Transcontinental Glider Race (瀬尾央)

空撮の裏側で (瀬尾央)

TP10周年特別企画のお知らせ

読者サロンsquawk 1200
New Books Plus
SE0-SAN TALK/編集後記

至高の山脈を縦走する 日本アルプス最深部へ
(市川展/瀬尾央)

薬師・黒部五郎の西斜面に至ると
えも言えぬ征服感とともに
山の深さに対する緊張も生まれる

山岳ソアリングにこだわるTPは、市川展さん・廣常朱美さん搭乗のヤーナスを北アルプスで2時間にわたって空撮しました。山容の深さ、スケール感が、やはり北アルプスは圧倒的です。写真でご紹介。また、実際に山を歩いた田近美紀子さんが、歩いたことによる違いは何か、憧れの山岳ソアリングをその面からも語ります。


Cross-country 50 Q&A for the biginners
 (市川展・日口裕二・染中俊雅・井上喜博・竹岡佳信)

言葉では「技術の伝承」は出来ません。しかし実感のある一語は、その方向性を必ず明らかに出来ると思うのです。

これからクロスカントリー・ソアリングのステージに向かう若者が抱きそうな設問を、準備編とフライト編、あわせて50問用意し、第一線のパイロットに答を求めました。

回答者は、市川展・日口裕二・染中俊雅・井上喜博・竹岡佳信の各氏。

自らの経験をふまえ、懇切丁寧に答えてもらいました。執筆者の個性も地域性も光ります。この分野についての、ひとつの指針になればと思っています。


俯瞰する旅の記憶 (瀬尾央)

VFRの旅には決まったルートがない。
どこへ飛んでもかまわない。
ならば、知識の地点を繋いでみよう。
飛ぶからこそ、新しく見えるものもありそうな気がする。

関東地方の滑空場は利根水系に依拠しています。利根川は、日本の地誌のはしり赤松宋旦の『利根川図志』を生み、それに影響を受けた民俗学者・柳田国男の第2の故郷も、大利根飛行場の隣町の利根町です。また、関宿滑空場の隣町は、日本一の醤油の生産地、野田です。醤油は日本の味を支配する調味料ですが、では、どこから関東に来たのでしょうか。

利根川流域の飛行場・滑空場は、日本の歴史民俗を語るうってつけの出発点のような気がしたのです。そこから歴史の連想ゲームを組み立て、それをG109Bを使って好きなように展開し、結局は、紀州湯浅へ、大阪へ、北前船の要港へ、佐渡へ、稲作とヤマトの蝦夷征討、世界最北の弥生遺跡、丸木船、地図の見方から北海道へ、さらには樺太や国後を遠望するという、空と本を巡る夢うつつの旅をしました。

そもそもモーターグライダーの旅なぞ、現在もなお「遣唐使船の航海」とさほど違わない頼りないもので、機体はそれを追体験する素晴らしい道具です。それゆえに、この現代に残された数少ない冒険ですし、パイロットとしての自分を根底から鍛えることにもなると思ったのでした。

フライトは2,000年を遡った。
そのため書籍を漂流することにもなった。
日本史の断片をナビゲートして結ぶ45ページ。





日本のKidsも空を飛ぶ 
 ・グライダー授業の実現に向けて
   〜たきかわスカイパークの取り組み〜(日口裕二)
 ・「大空へ」〜小山絹滑空場の取り組み〜(TP編集部)

新教育改革により、「総合学習」という学校独自の授業企画が可能とになり、滝川では小学校の授業の一環として、PW-2Dの単独地上走行、複座機によるウィンチ曳航、そしてパラグライダー体験が行われました。

体験後の子供たちの新聞作りには、空を飛んだ感動が率直に出ています。これは未来のパイロットを作る、とてもよい機会に思えます。また、リトアニアと同LAK16による子供の体験搭乗が、小山絹でも行われました。


航研機再び
 〜青森県三沢航空科学館に展示される等寸のモデル(瀬尾央)
 ・703とそれ以後のこと (構成:TP編集部)
  前田式703型ソアラー体験記(前田建一・河邊忠夫)
  耳納山系帆走飛行報告(前田建一)
  703について思い出すまま(木村貫一)
  ある滑空機設計家の濃密な戦時の青春(瀬尾央)

戦前13時間(うち半分は夜間)の滞空記録を作った前田703と、設計者木村貫一さんのその後を紹介します。戦前の滑空史というのは、いいところ5年、せいぜい10年しかなく、本当に一瞬なんですね。

実現してほしかった幻の曲技機「五十鈴」の図面や、木村さんに関わる戦前機の年表を掲載しましたが、圧巻は設計者・開発者としての執念を物語る6畳間2間に並べた600枚以上の翼型模型。木村さんは、現在関西・中部の社会人活動の拠点となっている揖斐川大野滑空場の原型を作った方でもありました。


フルニエとロバンの物語
 モーターグライダーと曳航機の始原
 (瀬尾央)

フルニエとロバン。片やモーターグライダーRFシリーズの設計者、片や曳航機の設計者です。
わが国最初のロバンDR400-180Rの導入に際し、その翼胴の取り付け方法がRFシリーズと同じということを聞き、驚くとともに、どこかに2人の接点はないかサーチしてみた結果です。
「自由で甘美」な羨ましい時代だったんだな、という印象を深くしました。
上野泰寛さんに各機種のイラストをお願いしました。
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