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 (5)熊本−長崎−鹿児島A

020814 JA09AW Dep. RJFT 10:09-13:09 Arr. RJFU 3h00m
JA09AW Dep. RJFU 14:55-17:54 Arr. RJFK 2h59m
再び海を飛んだ。同じ目的地長崎を目指すDHC-8が右手を追い越していく。長崎空港では給油と食事をし、午後のミッション。諫早干拓地、水俣、上甑島、坊津、枕崎、知覧、など撮って鹿児島へ行く計画。着陸は日没時になるかもしれない。

長崎をエアボーンすると、ターミナルから離れた停留エプロンには、2機のタイフーンがいた。みな、お盆休みだ。


今、問題になっている諫早の干拓地は、水門を開けるだけではどうにもならないだろうな、という印象。甑島は興味深い民俗伝承の多いところで、以前、トカラ列島の取材を続けたおりから、一度行ってみたい島だったが、なかなか機会がない。せめて空から。

上甑の北部にある砂嘴、長目の浜は、自然のままですがすがしい。が、島の集落は、大丈夫なのかなと思うほど、どこも小さい。

九州本土に戻って、坊津。ここも遣唐使船の寄港地。ここでも、その入り江を間違えそうになった。

甑島・長目の浜


桜島
夕刻の枕崎では、カツオブシの生産を物語る、家々から立ち上る煙を撮りたかった(そんな写真が市のHPにある)が、残念ながら、そんな日ではなかったようだ。

知覧。武家屋敷のある町並が、あんな山裾だとは思わなかった。では、特攻の飛行場はどこだったのだろう。やはり、一度は地上を歩かねばならない。

やはり、山中には積乱雲が多い。鹿児島空港は高台にある。ATISを聞く限り大丈夫なようだが、陽が高いうちに到着したいものだと思った。しかし、桜島の脇を通ると、斜光に山襞が美しく強調されている。噴煙も鹿児島市側にはなびいていない。超接近できる日は、今までなかなかなかった。何年か前には、鹿児島RADARに「そんなに桜島に寄らないように!」と注意されたこともあった。吸い寄せられるように接近し、丹念に撮った。

鹿児島到着17:54。2フライトで、この日は計6時間24分。

鹿児島のCAB局舎は新しいものになっていて、4階情報官室へ行くエレベーターがあって助かった。エレベーターは「緊急事態対処のため、4階に常置」するように、と注意書きがあった。

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