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 (1)士幌線アーチ橋遺構を見て北見へ

020626 Dep.Takikawa 08:12-12:11 Arr. Kitami 3h59m
今、北海道は北見にいる。

今日は、滝川を08:12に離陸。前回天候の悪かった余市市街や、日本一長い美唄の直線国道、美唄農道空港、などを撮って、噴煙鮮やかな十勝岳へ。火山灰を吸い込んだらエンジンが止まるかもしれないので、遠巻きにしていたいが、寄らないと撮れないし、いろいろ逡巡して最大限寄り、7分の満足度で止めて、さらに東へ進み、糠平湖の一角にある近代化遺産、旧士幌線のアーチ橋遺構を撮って、北見へ。

プランを延長したせいで、少し時間があったから、北見農道空港の位置のみ確認して、網走へ。史跡として移築された網走監獄を上空から見て、それから戻って北見に降りた。近くにアオサギのサンクチュアリがあって、上空飛行禁止で迂回してLDGは12:11。ほぼ4時間飛んでいた。

さて、降りてみると、ここはなかなか大変。街への移動は、タクシーにすると、5,000円。ウ〜となる。近隣には昼飯も食うところがない。そもそもそうした連絡をするのに、携帯電話が途切れ途切れ。近くのスタンドが60Lのハイオクを配送してくれたのが、唯一の救い。


美唄直線道路


旧士幌線のアーチ橋遺構
午後の行き先は、地上で網走の北方民族博物館。足がいるが、レンタカーは、この様子だと配車はしてくれそうもない。で、せっかく降りた「飛行場」ゆえ、夜間の停留もしたかったのだが、方針変更。女満別空港に飛んで、そこで車を借りる予約を入れ、空港管理事務所に停留の電話申請。今晩の停留もここにすることにした。

丁度そこへ、加藤氏現る。一昨晩、中澤披露宴で久しぶりに会ったばかり。
事情を話すと、網走まで連れて行ってくれるとのこと。彼が学生時代、20年も前だが、人力飛行の世界記録を作った頃からのつきあいだからか。本当に助かった。

で、通話中に途切れがちになるなかで、苦労して予約した諸々を一切キャンセル。昼食は車中でとることにし、1時間とちょっと走って博物館。少し食べたら、昨晩睡眠4時間のせいか眠りこけてしまった。

博物館では、アイヌ民族と日本海を渡った対岸のアムール河河口の少数民族、ナナーイ族の民族衣装など、「海の道」を予感させる展示資料の撮影。写真も借り出すことにする。ここは、なかなかシックな博物館で、羅臼岳登山を楽しんだ皇太子も立ち寄った所なのだそうだ。

北見に戻り、北見工大の学生クラブがレストア中の、「リトアニアの子供グライダー」LAK16の作業の撮影。リトアニアと同じような運航(TP08参照)が出来ると、とてもいい。工大の学生さんたちは、なんだかとても初々しい人達だった。これからが、とても楽しみ。

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