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中部国際空港セントレアが誕生し、この2月17日から中部地方の航空事情が変わった。

セントレアは24時間空港を標榜している。聞くところによると、小型機もウェウカムなのだそうだ。
県営にせよ、国営にせよ、一般的な日本の空港には、物理的なフェンス以上の壁が備わっている。運用時間という壁だ。真夜中は、まず小型機は飛べないのである。

そしてボクは、一つの仕事の呪縛がとれて、アマチュア用のデジカメを買った。610万画素の一眼レフ、ニコンのD70だが、手ぶれ防止機能付きVR12-24mmズームを付けて使ってみると、何か新しいことが出来そうな気がしたのだ。デジタルは銀塩より一般的に感度高く、VRは3段低いシャッター速度が使えるという。

このふたつを組み合わせると、今までしたくとも出来なかった、北アルプスなどの夜明けの空撮が出来そうな予感がしたのだ。
夜明けに雪の山々が赤く染まるモルゲンロートに出逢えるかもしれない。こんなものは、ISO100のフィルムならば、三脚を立て、1秒とか、1/2秒とかの遅いシャッターを切らねばならない。空撮は、道具立てひとつが、かなり難しい。

ちなみにセントレアと北アルプスの入口である常念岳は、185kmほどの距離がある。風がなければ1時間とちょっとの飛行距離なのである。
で、夜明けは?
6時半すぎか。3,000mの山頂ならば、10分は早いだろう。また、空が白み始めるのは、1時間半ほど早いはずだ。白み始め、撮影可能になるのはデジカメならば夜明け前のいつか、だろう。
ならば4時半前に離陸してみればよい。思いついて、ちょっと燃えたのである。
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