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4月29日
今日は、角田滑空場を訪れた。
南風の強い日で、茨城県の海岸線を北上していったのだが、GSは110〜120kt。大利根から1時間20分程度で到着した。が、帰りが思いやられた。案の定、帰路のGSは75kt程度。角田離陸後、黄色いブラニクを空撮して、そのまま降りずに南下したのだが、2時間半かかり、プランの所要時間とほぼ同じとなって、気が急いた。

角田は、なかなか和やかな、いい休日の様相だった。東北大の学生さんが多かったが、新人学生の体験搭乗会らしかった。

また、何やら国際的で、白石など近隣の町の外国人留学生がSF28で体験搭乗したり、かつて一緒に韓国へ飛んだ、ピーター・スティーガーさんのモールが、北海道からの帰路、立ち寄ったりしていた。仙台では、このモールのほぼ同型機(尾輪式)を導入予定で、現在大利根で新規耐空検査待ちとなっている。

4月30日
タクムオールの主、リッツが、シゲちゃんと染中さんに連れられて仕事場にやってきた。
昼間のハトバス・ツアーの東京見物の終点は、浜松町なのだ。

一休みしたら、日本最後の晩は、ウチの「社員食堂」で宴会、という計画。
店には行ったが、畳の上に座らせて大丈夫かな、とやきもきしたし、当初は全店借り切りのような話だったが、それが11人になり、実際にはもっと減って、ここでも無計画なグライダー乗りの面目が発揮された。でも、楽しく飲めて、とてもよかった。


5月1日
強烈な南風と嵐が予想されていた前線が去って、今日は、ビッグデーの予感があった。
昨夕、万場さんからも電話をもらい、DG-505でニンバス4DMに北アルプス・南アルプスを案内するのだという。それは面白いと、大利根を12:41離陸。

でも、エンルート、予想した好条件を実証するものには、何ひとつとして出会わない。
やはりニンバスは来れなかったようだが、DG-505だけでも空撮できればいいや、と片道2時間、長野滑空場上空へ。

モール


角田滑空場にて


L13


505MB


505MB
四阿山から北へ、尾根ぎりぎりをなめてリッジ・ソアリングをする様子を見せてもらい、さらに絵のスケールが大きくなりそうな、遠望する妙高・黒姫を目指した。

リッジでは、撮影機は、山肌に接して飛ぶDG-505と、その山肌の間に割り込むような占位をせねばならず、尾根が眼前を塞ぐこともあり、スリリングというだけではすまない過酷な空撮だった。
でも、妙高・黒姫では、相当スケール感のデカイ絵が撮れたと思う。
都合4時間弱のミッション。
撮影機のエンジンのOHは、つい2週間前のことだが、それ以来、もう27時間も飛んだことになる。

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