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小学1年 1月15日
今日はおひるからグライダーをつくりづめでした。はじめにこないだつくったグライダーにかみ(紙)を公(弟3歳下)にやったらきにいった(気に入った)とみえて手からちっともはな(離)さなかった。こんどはぼくのむつか(難)しいほうにとりかかりました。ぼくはくぎ(釘)をうつことがへた(下手)だけど木にまけずにいっしょうけんめいしました。そしたらがんがんがんといったのでふる(震)えたけどがんばってしました。こんどははね(翼)のひごをおりまげようとおもったけど、いつもはまがっている(今まで買ってもらったものは曲げられていた)し、かあちゃんとい(言)ったらいけないのでひとりでしました。ぼくはこうやったらどうかなあとおもってつば(唾)をつけてあぶって火といっしょ(一緒)にまげんと(曲げないで)上にあげてきてからまげるのです。そうすると木がやわらかくなります。あとからかあちゃんにほめられました。こんどはとても大きいのでむつかしそうです。ハンガーの下がアイススケートの下みたいなかたちでした。今日はやりかけだけどたのしみです。

小学1年 1月25日
このあいだつくりかけたグライダーを、きのう(昨日)おかあちゃんにいつあんなほっとかんでも(放っておかないでも)つくれるときいたら、水よう日につくりなさいといいなさったので今日つくったのです。はじめのは、どんだけつくったった(作ってあったか)とゆうと、ハンガーをつけてどおたい(胴体)をひっつけてあって、下のスキーのいた(板)みたいのが一つつけてあるのです。それであとははね(翼)をつけるだけです。はねのひごはまげ(曲)てあるので2本きってつけるのです。つけるのははねのまん中があいていてひごにちょうどはい(入)るとゆうぐらいのあな(穴)があいているのです。そのグライダーは公にやったのよりじょうとう(上等)で大きいのです。どこがじょうとうだといえばスキーのいた(板)みたいなのがついていない、ぼくの、はねのはば(幅)さをはかる、それもぼく、ハンガーがけず(削)ってない、これもぼくでした。公はらんぼう(乱暴)するから、ちょうどいいとおもいました。ぼくのもけいだい(模型代)は40円、公のは10円でした。ぼくは10円のくみたて(組立=模型)ははじめてでした。ひとつだけ公のがいいのです。ホーコーダのかたちがよいからです。それだってぼくののほうがじょうとうでした。ぼくは大きくなるとちょうどいいな、でんき(電気)でうごかすひこうき(飛行機)ができるでとおもいました。ぼくはこれからいらんおかねはこうゆうくみたてや、どうしてもいるとゆうのにつかおうとおもいました。
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