使用機材は、コンパクト・デジタル。1000万画素はあるけれども、撮像素子は極小の1/1.75型原色CCDで、本体重量は220gしかないRICOH GX100です。もう次のモデルが昨年登場してますから、現在の実勢価格は３万円以下じゃないでしょうか。
しかし、これはなかなかの優れもので、液晶ながらビュー・ファインダーが装着可能なこと、レンズのズームが35mm換算で24〜72mmあり、描写力は悪くありません。

これを使って、当たり前の、毎日見る同じ風景の中で、何かしらの発見がいくつできるか、それが挑戦目標です。
通勤の、行きはまだしも、帰りは暗い夜です。全部手持ちで撮ります。ISO200、400でも1/4、切れても1/8のシャッター速度。手ぶれ防止があっても止まるか、です。
止まったにせよ、女性のお化粧と同じで、素の画像というわけにはいきません。見せるための画像処理をして、その上で実用上A4見開き、すなわちA3サイズで、プロらしく印刷が可能か、これにも挑みたいと考えています。撮像部が小さく細かいカメラでは、実際のところ、そのふんばりが効きません。手口を考える必要があります。

通勤写真がいいのは、毎日同じところを通ることです。撮影でシクったら、翌日リベンジしてリカバリーすることもできる。これは我ながら技術向上の大きな要素だと思っています。
では、何が、どう写るのでしょうか。

090619 品川駅に入る手前で、東海道線車内から。

090623 お化けのライティングは下からの光り。汐留では木々も。

090624 浜松町駅脇に屋台。行き交う電車が都会的。

090625 田町で待ち合わせ。時間つぶしに芝浦運河の花壇にカメラを突っ込む。

通勤写真の続きは、AIRWORKS BLOG 「09AWが飛ぶ」で。