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新版『滑空への招待』は、サイズが変わりました!
旧版のA4判から、A4の短辺である210mm角の正方形の小冊子となり、たぶんちょっとおしゃれです。ページ数も32ページと倍増させました。ページが増えたぶん、やや文字を大きくし、レイアウトもより無理のない洗練されたものにしました。旧版と同様、世界滑空選手権や世界記録の案内からこの世界を語りはじめましたが、旋回の仕方、曲技やスピンのこと、モーターグライダーや子供グライダーなど、いくつか新たな書き込みをしました。

定価は税込み400円です!

100部単位のご注文については2割引、10部〜99部のご注文については1割引とさせていただきます。

1〜9部のご注文については定価販売となりますが、広く社会に流れてほしいという本書の性格上、および本書を代引き商品になじまない価格といたしましたため、一部の専門書店、本書協賛団体をのぞき、原則として単品もしくは9部以下の部数では販売いたしません。

当面TP編集部から直送する商品と同梱の場合のみ、9部以下の部数の販売をさせていただくことにいたします。その場合は、ご面倒でもORDER SHEET'06の左下Special Request欄に、アイテム名『滑空への招待』と、その 必要部数をお書き添えいただきますようお願い申し上げます。

日本滑空協会も会員増加キャンペーンツールなどとして検討中
なお、日本滑空協会事務局でもお買い上げいただくご意向をうかがっています。会員の皆様に配布されるとともに、今後予定されるパイロットの安全レビューなどのイベントなどにおける協賛企業に対する説明資料、会員増加キャンペーンのツールなどとしてご利用になるそうです。

“私の趣味はグライダーです”と話すと、“ああ、棒にぶら下がって飛ぶやつですね”などと言う反応があり、さんざん説明して、世界記録の距離は3,000km、ほぼ東京とマニラや香港間の距離・・・・・などとなった後、“風が止んだら飛べないのですよね、どうするのですか”などと言われて唖然とする。無口で堪え性が無いと発狂しかねません。

取りとめも無い会話ならどうでも良いのですが、しっかり理解してもらう必要がある場合もあります。グライダースポーツを世の中に理解してもらうのは、つくづく大変だと思います。

今年7月末、関宿でのSLJにおけるプライマリー・グライダーLAK-16のブースには大勢の人が集り、“どこに行けばグライダーに乗れますか”などの質問もありました。グライダースポーツを紹介するパンフレットが欲しいと切実に思いました。

自分で作ろうとしましたが、実際の作業、原稿作り、資料集め、印刷手配、注文とりまとめ、さらには貧乏JSAでは経費的にも大変で、時間ばかり経過します。そんな時、瀬尾さんから『滑空への招待』の企画を聞き、ゲラを見せてもらいました。さすが餅屋は餅屋、恐れ入りました。世界選手権などグライダーの最先端、上昇気流、機体構造や操縦装置、曲技、モーターグライダーやサステイナー、グライダーの歴史、さらには全国の滑空場まで網羅されております。自分で作るのはただちに諦め、このパンフレットの活用法を考えることに専念することにしました。JSA会員と協賛企業、関係者に配るのに1,000部、入会者や入会者の家族の理解を得るための説明資料、会員増加キャンペーンをやると、・・・・・・、結構たくさん発注することになりそうです。

このような必要性を感じ、困難に直面しているのは私に限らないと存じます。一緒に作れば、手間も費用も省けます。この際『滑空への招待』のご利用はいかがでしょう。
(社団法人 日本滑空協会 常務理事 甲賀 大樹)







滑空協会公認カレンダーの制作が終わって、ほっと一息ついたとき、本当は『クロスカントリー・ソアリング日本語版』や『TP10』を完成させる仕事に復帰しなければならないのですが、ちょっと待てよ、と思ったのでした。

滑空界全体が、連続事故や滑空場の運用休止などにより、どうやら萎縮しているようです。このままでいいのだろうか、という思いがありました。

若者の耳の痛い言葉がありました。「事故ってるのはオッサンばかりじゃないか。若者が飛べる場所がなくなったらどうしてくれる」

出版に関わる者として、何が最優先なのか考え、こうした切実な声に対し、何か具体的に報いるものがほしいと思いました。

滑空界の気分が、沈下につぐ沈下、萎縮につぐ萎縮の中で、たとえ原則論であっても「でもね、このスポーツは本質的に危険ではないのだよ」と言いたい気持ちをテコに、それを頼りに攻勢に転じることが可能なツールがほしい。滑空のプロモーション・ツールとなる新しい『滑空への招待』を作ろうと思ったわけです。2000年4月に発行しました旧版『滑空への招待』は、ちょっと手柄を立てているそうです。大学の新人勧誘において、入部を希望する学生が「グライダーなんて危ない」という親の反対に遭った際、『滑空への招待』を家に持って帰ったところ、「こういうことなら、いいか」と説得できたという事例をお聞きしました。それゆえになんとか改訂版を作りたいと思っていたのですが、在庫が切れて久しい旧版は、一部に強いご要望があるにもかかわらず、再版するにはご注文部数が十分ではなく、作れないでいました。

今回、全国各地の社会人滑空クラブを中心に、ご協賛をお願いをいたしましたところ、多くの団体からご了承を得ることができ、実現の運びとなりました。(2005年11月・瀬尾央)










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