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We Love SOARING 2007
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瀬尾央の撮影で1988年から毎年、発行してきた日本滑空協会認定カレンダー「We Love Soaring 2007」が完成しました!
1988年版から始めたこのシリーズも、2007年版ではじめて、全コマ日本で撮影したものを採用しました。 10月10日ころから発送開始です。
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サイズは、ほぼ車内吊りポスターと同じ364mm×515mm。表紙+各月1枚・計13枚の写真で構成しています。料金は通常1冊2,200円(送料別)ですが、10部以上ご注文いただくと1部2,000円にディスカウントし、送料も無料でお送りします。
10部以下のご注文には、パッケージ料を付加した以下の送料が必要です
関東・信越・南東北・北陸・中部=840円
北東北(青森・秋田・岩手)・関西=940円
中国(岡山〜山口)=1,050円
四国=1,150円
北海道・九州=1,260円
沖縄=1,360円

代表者の名前(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、購入冊数、宅配便での希望配達時間を忘れずに!
また、日本滑空協会を通じて10部以上ご注文があった場合は、売上の一部を世界選手権派遣支援金として寄付しています。ぜひクラブでおとりまとめいただき、ご注文ください。
滑空協会を通じて注文される場合は、代表者の名前(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、購入冊数、宅配便での希望配達時間を明記し、ハガキかFAX、E-mailでご注文ください。
〒105-0004 東京都港区新橋1-18-1 航空会館内
日本滑空協会 FAX:03-3519-8075番 e-mail:jsa@winpal.co.jp
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表紙 Schempp-Hirth Duo Discus
2007年版グライダー・カレンダーも、山岳にこだわった。5月の連休、撮影パイロットを務めてくれた渡辺翼君とともに、G109Bを韮崎へ、飛騨へ、長野へと飛ばし、南アルプスや北アルプスで山を楽しむグライダーを追いかけた。総じて天候にも恵まれ、予想以上の成果を得ることができたように思う。
5月4日、飛騨を離陸し乗鞍周辺で中航連のLS6を追いつつ、122.6MHzでその他の機体の動静を探る。長野から上がったDiscus bT、DG-505、DG-800、霧ヶ峰から上がったDuo Discus、韮崎から上がったDG-300、LS8などは、一様にまず八ヶ岳に集まり、その後小淵沢の大きな谷を渡り、甲斐駒ヶ岳で態勢を整えて南アルプスを南下するはずである。北岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳、上河内岳と連なる3,000m級の山稜のやや西側を、どの機体もなめていくことになる。G109Bは甲斐駒?上河内の間を何度か往復しつつ、発見遭遇した機体、無線で位置を確認できた機体と交信し、接近し、撮影ポジションに占位し、ピタリと速度を合わせて雁行飛行しつつ、可能であれば微妙にヘディングを振るようお願いし、美しい山岳を背景に束の間のポーズをとってもらって、空撮を続けていくことになる。
これは自慢ではないが、かなりの高等技術だ。撮影機機内の2人の呼吸(操縦者の視野に被写体機があるかの確認や、ダイブを使った微妙な高度調整は撮影者の仕事だ)、被写体機の操縦技量とミッションに対する集中心、適合性(写される時の合目的的な機体の動きができるか、心の余裕はあるか)、そして光、風などの気象条件、すべてが揃ってはじめて、安全かつ成果の得られる撮影ミッションになるのである。
7〜8年前からグライダーの山岳空撮を試行錯誤してきたが、年を追うごとに安定度が増してきたと思う。ゆえに楽しい。被写体機と心が通い、夢のような絵が得られたときは、そのために「無上の喜び」という言葉があるのだろうと思う。
前置きが長くなった。表紙は赤石岳西稜でバンクする霧ヶ峰のDuo Discus/JA07KD。
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1月 Schleicher ASK21
名古屋空港が県営RJNAになり動力滑空機の着陸が認められるようになったので、新しい神戸空港を見に行った帰りに名古屋に機体を停め、岐阜羽島駅まで迎えに来てもらい、久しぶりに木曽川に行ってみることにした。タイミングよく「名名岐南戦」という競技会(3月)が行われていたからだ。養老山脈を越えてくる風は冷たく、まだ春を感じさせなかったが、学生諸君は若く元気だった。土手からNikon D200+300mmで撮影した。 |
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2月 PZL Bielsko SZD-48-1 Janter
「あんまりロードをかけずに機体を立てて、縦位置で使える写真が欲しいんだよね」。そこで、気合い一発ぐ〜っとピッチアップ、急速に速度が死ぬところで目一杯ラダーを切って左に倒す。大利根のグループ・オーナー機、ヤンター。
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3月 DG-Flugzeugbau DG-800B
2006年の大きな話題は「トランス・ジャパン」。枕崎から滝川までDG-800Bが列島を縦断した。撮影機はこのJA28TKにやや遅れて長野を離陸、草津白根のローターに揉まれ、ウェーブを掴んで一気に高空へ。まずチェース機や長野のファルケと束の間の空撮を楽しんだが、彼らが去ったあと、JA09AWは28TKとともに淡々と群馬の山岳部を越え、尾瀬に至った。長町場の孤独なフライトを感じられるよう、ちょっと退いて撮った。
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4月 Schempp-Hirth Discus bT
南アルプスにやってきた長野ベース石山滋さんのbT。北岳から間ノ岳の間で撮ったはずだが、高度に余裕があり、かなり山から離れたが山梨側の稜線と谷筋が見えている。屈曲した主翼前縁、付加されたウィングレットなどの特徴を捕らえるため、微妙に撮影機の高度を調整した。
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5月 Grob G103 Twin II Acro
夕刻の飛騨ローカルの撮影。JA2441は現在飛騨エアパークのウェーブ・ソアリングの所属機だが、撮影者にとっては懐かしい機体。その昔、機体輸入販売会社を作り、関宿にクラブを作った時、この機体から始まったからだ。斜め前からの撮影が難しいG109Bが撮影機でも、被写体機が落ち着いて飛んでくれたので、前に出て撮ることができた。背景は乗鞍岳。
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6月 DG-Flugzeugbau DG-800A
1時間も前に、南アルプスでJA09DGとすれ違っている。そのまま長野に帰るのかなと思えば、霧ヶ峰の先、茶臼山に至った09DGは、再び八ヶ岳に戻るという。時間の許す限りと、どん欲だ。ならば空撮しようと、彼がサーマリングしている茶臼山に向かった。一時機影を捕らえたが、間もなく見失ったので、辿るであろうコースをサーチしつつ追いかけた。ようやく北八ヶ岳横岳付近で追いつき、ずんずん南下。大利根への帰着時刻を気にしつつ八ヶ岳最深部を背景とする撮影を楽しんだ。
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7月 DG-Flugzeugbau DG-300
本機のオーナーが育ったB4は「NE」、卒業後機体を手に入れたら「SW」、反方位は屈折した感情のなせるわざ? 「焼酎・ウィスキー」と呼ばれた本機は、たった数回しか乗らなかったオーナーの代わりに、何人かの先進的なパイロットを育てた。いま吉岡利典君が、世界選手権代表だったLS8丸山毅さんの指導をうけつつ、以前の勤務地から眺めた山々を攻める。無線機から聞こえるインストラクションの的確さ、対する反応と新たな質問、聞いていて頼もしい
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8月 Schleicher Ka6CR + ASK13
大利根では、長年眠っていた立命館大学のKa6CRを譲り受けた。早速、JMGCの整備陣の一人、田中優子さんがレストアしてクラブ機に。同じ赤色なので、主力練習機のASK13と編隊飛行の記念撮影。
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9月 Grob G102 ClubVb
この秋まで航空局も気象台もあった福井空港での空撮。情報圏内での空撮となるので、空港の周波数を撮影用に借りなければならない。情報官は心やすく了解してくれた。スーパーディモナが曳航する各機を次から次へと撮ったが、撮影機パイロットは元F-15の戦闘機乗り。「編隊飛行なんて何年ぶりかなぁ」といいつつ、プロならではの占位をしてくれた。 |
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10月 Grob G109B
ええい、年に一度くらいは遠出したいぞ。といいつつ、2005年は知床から波照間までG109Bで往き来した。写真は、むろん沖縄。沖縄の果ての果て、左手遠方に西表島、右手に黒島、眼下に新城(あらぐすく)島。これだけの遠距離となると、1週間にわたる天候の見定めが最大課題。
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11月 Scheibe SF-25C Falke + Rotax Falke
耐空検査整備が上がり、試験飛行する25C Falkeに、JMGCとWinpalのRotax Falkeが集合。軽くふわふわするファルケの編隊飛行は難しい。なかなか主翼の上反角が揃わない。でも「オモシロソウ」とやってのけるところが、大利根的。 |
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12月 Schleicher K8B
どこかの大学航空部は「K8B命」と言っていた、と思ったら、エイト違いのLS8になったようだが、K8Bには今も存在意義があると思う。軽い。ゆえに下手でも上がる。上がるから面白い。面白いからグライダーをする意欲が持続する。遅い。ゆえに考える時間的余裕がある。その余裕が、危なっかしい着陸を、なんとかまとめてくれる。これは単座初級機の大切な特徴ではなかろうか。ヨーロッパのクラブでは、本機で300kmを飛ばないと、プラスチック機への移行を認めない所が多いと聞いている。
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