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￥4,500+送料
／A4版、174ページ
英語
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（Helmut Reichman、SSA発行・英語版）
国際的にみて、クロスカントリー・ソアリングの標準教本となっているのは、今もなお、ライヒマンの『 Cross-Country Soaring 』のようです。
著者ライヒマンは、やはり残念ながら亡くなりましたが、理詰めでクロスカントリーを考え、それを世界選手権の優勝という事実で実証した、希有の人でした。世界選手権での優勝時、彼は1,000時間に満たない飛行経験しかありませんでした。
かつて「風を聴け」の著者・丸伊満さんは、この本を、こう評していました。
20年も前、私がまだ大学生だったころだ。クロスカントリーソアリングこそが目指すべき目標・・・でも、どうしたらその世界について知ることが出来るのか？その答えは、すべて本書の中にあった。
この本の凄いところは、単なる解説書に留まることなく、読む人をよりアグレッシブに空へと向かわせて止まない不思議なパワーをもっている点だ。
世界チャンピオンの栄冠を３度手にした天性のグライダーパイロット、ヘルムート・ライヒマン。天は彼に類い希な分析力と文章力を与え、それがこの本に結実した。だからこそ、読む人は文字の中に彼のクロスカントリーに賭ける情熱をも感じとることが出来、勇気づけられるのだろう。
時代は移り1998年。久しぶりにその本を手にしてみて驚いた。そこに書かれている彼の一語一語が、もう一度、私の心に染み込んでゆく。
確かに、テクニックや理論は、最先端の時代のそれとは少し違うものもある。しかし、本当に大切なこと、そのエッセンスは今も昔も何ら変わることはなく、だからライヒマンの言葉も色褪せてはいないのだろう。
そう、これは世界中で認められたグライダーのバイブル。グライダーパイロットが進むべき方向を示してくれる羅針盤として、いつも机の上に置いておきたい。絶対にお勧めの１冊だ。
本書は、バリオなどの記述が詳しくなったSSAが発行する英語訳改訂版です。TP編集部では、この本の英語版を発行者のSSA（米滑空協会）から取り寄せ、過去数年来100部ちかく販売いたしました。まだまだ、十分な需要があるように思い、ご紹介する次第です。
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